意識をしてりゅーくんを直視できない日々が続いた

避けてしまうこともあった

気持ちとは裏腹な行動をしてしまう
自分に呆れる…

りゅーくんは黙って隣に座る
沈黙を破り喋りかけてきた 


「俺…両親がいないんだ」

確かにりゅーくんの両親が面会に来てるところを見たことがない

なんて声をかけていいかわからず
そのままりゅーくんが話を続けた