「…。」
「あ。」
再び唖然とする飛鳥ちゃん。
どうしたらいいのか分からず、とりあえずお茶を飲んでみる。
「明日香さんって本当に良一さんの事好きなんですね。」
「な、何言ってるのよ。どうしてそんな事分かるのよ!」
「今、さんざん自分で言ってましたけど。」
自分の家、自分の部屋だけど、とても居心地悪い…。
まぁ、自分が悪いけど。
どうやら飛鳥ちゃんと2人だと調子が狂うようだ。
100年に1度のスーパーアイドルと平凡な女子高生。
調子が狂うのも仕方ないか。
「ねぇ、飛鳥ちゃん。」
「何ですかぁ?」
「どうして私の所に来たの?」
「…。」
「私と同姓同名ってだけでわざわざここに来るなんて事、ありえないでしょ。」
飛鳥ちゃんの顔から笑顔が消える。
「よく分からないけどアイドルって大変でしょ?忙しいと思うし。もっと大切な事が有るから会いに来たんじゃないの?」
私の問いかけに顔を曇らせながら飛鳥ちゃんは少し俯いた。
「実は…。」

