名は愛をあらわすっ!?



★☆


『樋口飛鳥に新たな熱愛発覚!!』


「何だって!」


呆然と立ったまま、良一は両手からダンベルを離した。


「おっと!」


上手く手を下に入れてダンベルを受け止める。


「ふぅ、セーフ。」


床が抜けたらどうするんだ。


「でも…。」


重い…。

私の部屋。

めでたく良一とカップルになっても相変わらず一緒にテレビを見ていた。


『スーパーアイドル樋口飛鳥ちゃんが今人気急上昇中の若手俳優、小南達也と密会している場面をキャッチしました!』


「飛鳥ちゃんが…。俺の飛鳥ちゃんがぁ~!!」


頭を抱えて天を仰ぐ良一。

その前に、落としたダンベルを何とかしてくれ。

重くて仕方がない。