「名前なんかどうでもいいんだよ。親が勝手に名付けただけだからな。」 「もう…、お前だけは許さん!良一の名に懸けて許さん!明日香に酷い事をしたお前だけは絶対に許さねぇ!!」 良一。 ありがとう。 私。 凄く嬉しいよ。 良一が来てくれたから。 銀行強盗犯なんて怖くないし。 ナイフなんて怖くないし。 もう十分だよ。 私、幸せだよ。 ありがとう…。 「ほら、行くぞ、さっさと歩け!」 首を絞められたまま、強引に歩かされる。 「明日香!!」 良一の叫び声が遠く感じる。 私…。