姫が勇者にアイラブュー!



ミリン姫がいると両手が使えず、
剣が使えないので肩車して向かう事に
なりました。


「姫様!
しっかり掴まっていて下さいよ!」


ガシッ!!


「ミリンとサトゥは離れる事は
ないのじゃーーー!」

そう言ってサトゥの目に手を持ってきて
抱きつきました!



「うわー姫様!見えない!!あと
若干、目に指が入って痛いー!!」




「サトゥ!!サトゥ!!」


ミリン姫はグイグイと
サトゥの顔を抱きしめるのでした。




「姫様!眼球!眼球に指がーー!」




「ミリンは絶対離れぬのじゃあー!」





離れて欲しい………



心底そう思うサトゥでした。





サトゥ達が城を出ると
魔王軍はすぐそこまで迫っていました。