ジェシー「昨日、隣町の鳩美がカラスにやられたんですって。

本当最近治安が悪くてこわいわぁ〜。」



ジョニー「カラスにゃあ近づいちゃいけねぇよ。


猫もだめだ。あいつらは本当に野蛮でいけねぇ」



ジェシー「ジョニーも気をつけるのよ。

マイケルがあんなことになって…。

私心配なんだから」



ジョニー「オイラはあんなへましねぇから安心しろって」



ジェシー「でも、無茶だけは絶対にしないでよ」


バサバサッ


ジェシーは飛んでいった。


突然!



ァカーッ!ァカーッ!!



「きゃあぁ〜っ」



ジョニー「ジェシーッ!!」



ジェシーの後ろを真っ黒なカラスが追い掛けはじめた。



ジョニー「オイラは…。

危険な橋はわたらねぇんだ。

ごめんな。ジェシー…」



くるりと後ろを振り向き、反対方向にむかって羽を広げた



バサッ、バサッ…。



マイケルの顔が浮かんだ



『男として、熱くなりてぇんだよ!』



ジョニー「男…か…。」


ジョニー「待ってろジェシー!オイラは男だ!!」