「ぎゃー!宮田のせいで 花火全然見れなかったじゃん!」 「俺のことだけ見れればそれでいいだろ。」 「えー!宮田見ててもなにも思わないし!」 「は?贅沢なやつめ!」 また言い合いをしながら 帰り道を歩く。 ありがとね。 私が拓海先輩のことを 見ないようにしてくれたから 本当はすごい助かったんだよ。 宮田の優しさを感じて 心があったかい。