スキって言って!



「じゃ、俺は帰るから。
お大事にな。」



「うん。本当にありがと。」



宮田、私と一緒に学校までサボって
ずっと一緒に居てくれたんだね。



まだ拓海先輩のことを想うと
涙が出てくるけど、

宮田のおかげで少しだけ
また元気に学校いけそうだよ。


そんなことを思いながら
気付けば私はまた眠りについた。