「え…」 「ほんとごめん。」 「…わかった。また明日ね。」 拓海先輩からの返事はなく 私はトボトボ自分の家に帰る。 帰り1人で帰るなんて 久しぶりだからすごい寂しい。 先輩からあんな強引にされたの 初めてだった。 私は今のペースでも 十分幸せだった。 けど…拓海先輩は我慢してたんだね。 最後帰るときの拓海先輩の顔 すっごく冷たかった。 あんな顔されたことなかったのに。