「でももう拓海先輩と付き合って 半年も経つんだよ? なのにキスもまだなんて…。」 「だってぇ…」 実際何度か拓海先輩から キスをされそうになったことはある。 けどいざそうゆうムードになったら 緊張しちゃって 誤魔化しちゃうんだよね。 「なにがだってなの? 咲がめいちんの立場なら 拓海先輩みたいなイケメンと付き合って 拒む理由がないけどなぁ。」 「うぅ…。ごもっともです。」 分かってはいるんだけどね。