スキって言って!


それからまた宮田の部屋で
宿題を再開して、

さっきまであんなに甘い雰囲気だったのに…


勉強になると宮田はやっぱり鬼でした。




「終わったぁぁ!!!」



「お疲れ」



宿題を終わった頃には
時刻はもう22時をまわっていて、


「もうこんな時間だ!
そろそろ帰らなきゃね!」



「もう遅いし家泊まってけば?」



「は?だめだよ!
お泊りはカップルとかがするものでっっ!」


ぶっ
「冗談だよ。送ってく。
そんな必死こいて可愛いやつ。」


なんて言いながら宮田は
ゲラゲラ笑ってる。


「宮田のばかっ!!!」



本気で照れた私…恥ずかしい。