「いいですよね、美羽ちゃん。」

「はい。」

朱里に言われたら、言うこと聞かないといけないじゃん。

それから、私は作文の制作と文化祭の出し物の手伝いをした。メニューを考えたり、小道具を用意したり大変だけどこういった細かい作業は得意な方だ。

「美羽ちゃん、ちょっとこれやって貰えませんか?」

朱里は手足が不自由だから細かい作業は苦手だ。