幼い頃、きみというとっても素敵な男の子がいたおかけで、高2の夏に初めてできた彼氏と別れてしまった。


やっとできた彼氏だったけど、少し居心地悪く感じてしまったり、「きみならこうしたのかな」なんてかんがていた。


わたしはなんてひどい彼女だったんだろう。


この春から高校3年生になるわたし、
藤川 もも花は過去の思い出にとらわれ過ぎているのかもしれない。


だって、小学生のときの話なんだし。
遠くへ行ったきみは、わたしを忘れてるのかもしれない。


でも本当に大切な思い出はいつまでも忘れないものだと思う。


忘れても、きっと記憶のどこかに大切にしまってあるんだって、


私は信じてる。