―――はぁぁ・・・席がえかぁ。イヤだな・・・あいつの隣がいいのに。



実は俺、アイのことが幼稚園のトキから好きなんだ。

なんかアイには嫌われてるみたいなんだけど。

だってさぁしょうがないじゃん。

アイのそばにいるとわけわかんなくなっちゃって、いろいろしゃべりまくっちゃうんだもん。

はぁぁぁ・・・席替えしちゃったら隣じゃなくなるんだろ?

あぁぁ!もうヤダッ!!アイの隣がいいっ!!



―――って、子供っぽいこといってるけど、ホントに隣がいい・・・。