輝はクスッと笑った。
女子の恋バナをバカにするなよ~…?
「…そんとき渡しときゃよかったんだけど、女の恋バナに割り込むのもなぁ…ってずっと会話聞いてた」
「…なっ…最低ッ…///」
「ごめんごめん、俺も聞きたくて聞いてたわけじゃねえし。まぁ、俺はジョギングついでだから礼は…別にいらねえから。」
「あっ、うん…」
輝は、じゃあな、と立ち去って行った。
輝は、実優の彼氏の裕也クンと並ぶくらいカッコいい。
普通より上くらいかな。
なんだかんだ言って優しかったし…
これから仲良くしていきたい…
ドキドキと胸が高鳴った。
これは恋の印?
まさかね…?