「…キミ、昨日祭りにいたよね?」




ふと後ろから声がして振り向いた。




「えっ…?」




「これ。」




その人は、私が祭りに持って行った桃色のポーチを手渡してきた。



「あっ…!そういえば無くして…!」



「ハハッ、…だよね」