「今日は、楽しかったね!」 私は微笑んだ。 「来年も一緒に祭り行こうね~」 実優がそう笑顔で言った。 私は不安になった。 もし来年、私が心臓病で命尽きたら。 …ううん、そんなわけないか! 「うん!楽しみにしとくね」 歩き出した二人。 「…あっ!」 「え?」 実優は突然振り向いた。 私は驚いた。