ヒューーーー… 「私には関係ないかもなぁ、恋なんか。」 ドーーーーーン… バチバチバチバチッ… 1発目の花火が上がり、その声も花火に掻き消された。 「…え?今なんて言った?」 「…なっ、何も言ってないよ~」 「そうなの?恋、頑張ってね!」