そして私は星になる。


実優は、彼氏持ちの派手な子。
祭りなどのイベントが大好きだった。

私には数えるほどの友達しかいない。
彼氏は確かに欲しい。
だけど、それを口にはしなかった。


「裕也クンとは行かないの?」

「あ~…裕也、祭り嫌いなんだって。」

「そう?まぁそういう男子いるよね。」


裕也クンとは、実優の彼氏だ。
私的にも、まぁまぁかっこいい方だと思う。