『ヒ、』 マイクを通じて聞こえるサクの引きつった裏声で 俺はハッと我に返った。 『ヒーローが動けなくなっている!デビルマン、何をしたんだ!!』 人質だった彼女を俺に奪われ、呆然としていたデビルも サクのアドリブに合わせ、慌てて俺の手から再び彼女を引ったくる。 「ざ、残念だったなヒーロー!もうこいつはお前には渡さな…」 「ママをっ、ママを離せ!!」