「結城くん。」 「んー?」 「練習、付き合ってください。」 「はぁ?何の?」 「喧嘩です。」 「"喧嘩です"って…。 んなもんやだよ。」 「じゃあ、空手ならいいですか?」 「え、やだ。」 「なんでですか。 さっきはやってくれたじゃないですか。」 「あー、あれは流れ。 俺、空手嫌いだから。」