「いえ、そんなことありません。 ですが……。」 「じゃあ夏㮈斗だけ来て。 他は待ってろよー。」 「「「「はいっ!」」」」 あたしと夏㮈斗は外に出る。 そう。 あたしたちもまた、暴走族。 名前は烏蘭(ウラン)。 そしてあたしは、総長。 もちろん、喧嘩も1番強い。 「着いたー。 んじゃ、嵐を待とうか。」 「はい。」