あたし、ぶりっ子始めます





とある日。

雷樹が喧嘩をして、警察沙汰になった。

基本、烏蘭は、無駄な喧嘩はしないことになっていた。
喧嘩をするなら、誰かを助けるため。

だか、雷樹はそれを破ってしまった。


「おい雷樹、なにしてんだよ。」


「ストレスが溜まってんだよ。」


雷樹は3人の中でも、もっとも気が荒い性格だった。
だから、そういうこともしばしばあった。