あたし、ぶりっ子始めます





「結城くん…。」


「今日でもいい?」


「はい。」


あたしが返事をすると、隣に結城くんがやってくる。

3人でバスに乗った。

……なんか気まずい。
話すことも特にないし…。

居心地の悪さを感じながらも、無事、到着。


「ただいま…。」


あたしがいうと、みんなこちらを向いて、困った顔をする。


「…梨々華さん、機嫌悪いんですか?」