あたし、ぶりっ子始めます





「んじゃ、そろそろ帰るね。
理科研究やらないといけないから。

みんなも、ちゃんとやってね〜。」


「「「「「はいっ!」」」」」


「じゃあね〜。」


あたしは軽く手を振って、その場を後にした。

一緒に出てきた純希。


「これから、俺ん家来ない?」


あたしにそんな話を持ちかけた。


「…えっ。
これから…?」


「ああ。」