あたし、ぶりっ子始めます





「ううん、そんなことない。
あんなとこで見てたあたしに、罰が降ったんだよ。」


あたしがそういったとき、下で物音がした。


「梨々華ー、いるか?」


「結城、ちょっと待ってて。」


「ああ。」


「はーい、いるよー。」


あたしは返事しながら、パタパタと階段をおりていく。


「お、いた。
今日は帰るの早いな。」