「いらっしゃいませー。」 扉を開けると元気のいい声が聞こえ、あたしたちは適当に座る。 注文も終え、座って大人しく待つ。 「今日は嵐の奢りね?」 「今日は、って、いつものことだろ。」 「まあね。」 他愛もない話をしていると、ケーキが運ばれてくる。 「わぁ!おいしそーっ! いっただっきまーす!」