綺羅くんの後ろについて行くと、一年生が大勢いた。
これ、全員一年生なんだ…。
綺羅くんはこんなにいる一年生の中でただ1人レギュラーなんだよね。
そう考えると、その凄さが改めて分かる。
「あっ!綺羅!やっときたか!!」
「遅えぞー!!」
急に元気のいい声が聞こえてきて、反射的に綺羅くんの後ろに隠れた。
さっきのことがあって、少し臆病になってるのかな、私…。
「みんな待ってたんだぞー?」
「女子もずっとお前のこと待って……あれ?その子は?」
ビクッ!!
ど、どうしよう。
や、やっぱり顔出さないと失礼だよね?
挨拶しなきゃダメだよね?
私は綺羅くんの後ろから少しだけ顔を出した。
「こ、こんにちは…」
あ、この2人…祐武くんと啓太くんだ。
あとは分からないけど…。
……ん?
あれ?
どうしてみんな固まってるの?
私、どこか変だった?
なんて思っていたのだけれど。
「「誰この可愛い子ー!!」」
またそんな、可愛いなんてお世辞を…。
「綺羅っ!!誰この子!!」
「お前の親戚とか!?」
「あ、ナンパしてきたのか!でかした綺羅!!」
うわぁ…。
やっぱり男子の勢いって怖い。
圧を感じるよ…。



