夕方の大型スーパーは夕食の食材を求める人たちで賑わっていた。
そのスーパーの一角にある野菜専門店で俺は声を張り上げる。
「本日はイチゴがお安くなっております!!いかがですか~」
そう、俺は高校入学と同時にバイトをはじめたんだ。
先立つもの(お金)がなければ何もできないからね。
俺の呼び込みにおばちゃんたちが反応し、気がつけば俺のまわりには人垣ができていた。
よし!!まだまだ在庫はあるから売らないとね。
「おいしいですよ!!見るだけでもいいので、見ていってくださ~い」
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