不良な俺の初恋記録


足を肩幅に広げて立ち、腰を落とす。

そして膝に肘をついてバランスを取る。


おおっ!
これならおしりが痛くなることはないぞ!!

なんて画期的なんだ!!


おっと、そんなことに感動してる場合じゃないな。早くしないとチャイムが鳴ってしまう。



俺は持っていたいちごミルクにストローを刺し、それを口にくわえた。

いちごミルクが舌を甘くうるおし、喉を通過していく。


-幸せだ。


甘いものは最高だ。


俺は改めてパッケージをまじまじと見つめた。

ピンクのいちごが目にはいる。


う~ん…いちごか…いちごタルトが食べたくなってきたな…。

サクサクのタルト生地に艶のあるいちご…たまらないっ!!

よし、作ろう。
帰りにいちごを買って帰ろう。
今日のおやつはいちごタルトだ!!

…出来上がるのはたぶん夜になるだろうけど、まぁいいや!!


やる気が出てきたところで俺は時計に目を落とした。

時計の針はもうすぐ休み時間が終わることを告げている。