「おい!なに勝手にいいふらしてんだよっ!マジで有馬あり得ない。」


「やだーーーーーっ!!!」

「柊くん遠いよーーーっ!!」



柊くん、15番なんだぁ〜


14番引けるといいなっ!

なんてね……


私が隣だって分かったら、柊くんどんな風に思うかなっ……?



「真凛!うちは、10番だよ〜っ!
あれ?……まだ引いてないの??
ほら〜っ、早く引きなさい!?」


「う……ん…。」


よしっ!引いてやるーーっ!



「あっ……!」


「やったじゃーん、真凛!
柊くんの隣だよっ!!」


「…………」


「どした?真凛、具合悪いの?
保健室行くっ?」