愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~


「心配しないでよ。きちんとデュークの称号を持っているさ!」


そう言い胸をはる黎音。


「ディーベア様……!!」


「少しうるさいぞ紫苑(しおん)。」


紫苑と呼ばれた男子が俯く。


「あのぉ……紫苑さん?は何者で?」


真琴が聞く。


「あ、申し遅れましたprincess。
私はディーベア様のお世話係兼執事のブルッド・紫苑・ジョールギと申します。」


「お世話係…てことはナイトなんですか?」


「真琴ちゃん……それはまずい…。」


拓馬が心配そうに言った。


(まずい?)