「……」 (もう…隠せない…本当のことを言ってしまったほうがみんな良いんじゃ…) 「あの……私…っ!!」 〝ガタンッ!!〝 事実を言おうとすると、突然生徒会室の窓が開いた。 「いやぁ~…長旅は疲れたなぁ~」 そう言って土足で入ってくる金髪の男子。 「え……?」 「なっ……」 「はぁ…!?」 「……」 皆その男子を見るなり口を大きく開く。