「生徒手帳生徒条令第23条に書いてある。」


「よく読んでない証拠だね♪」


京雅の言った言葉に蛇足を付ける亜季斗。


「で、そのプリ…プリジ……」


「プリジュ部ね亜季夜。」


「い、言われなくてもわかっています拓馬さん。」


亜季夜が顔を真っ赤にして言う。


「プリジュ部がまた何か?」


「あぁ…。真琴が転入したことでこれまでの活動が悪化してな…。」


「私…ですか?」