「はぁ…亜季夜…。」


京雅がため息混じりで亜季夜に聞く。


「寝坊をして仕事に行っています。」


サラッと答える亜季夜。


「寝坊か……。」


京雅が何かを書き留める。


「あのぉ…拓馬先輩。」


「真琴ちゃん、先輩なんて付けなくていいよ。真琴ちゃんは京雅と同じ位を持つ人だからね。」


拓馬はそういう。


「京雅先輩と…?」


「うん。京雅はこの学校の生徒で最高階級に位置する生徒会長だからね。」


「princessの少し下かな…?まぁほとんど一緒の階級と思っていいよ。」