「せっかくだから真琴ちゃんを生徒会に入れようよ。」 拓馬の提案にその場にいた全員の動きが止まった。 「た、拓馬さん何言ってるの…?」 亜樹斗が聞く。 「拓馬さん生徒会はどのように選ばれるかはご存知なのでは…?」 「何言って……」 「みんなにしては硬いじゃん。別に良くない? 大体さ、この学校の生徒会が成績優秀者なんて表向きなんだし。」 その言葉に三人が俯く。 「表向き……?」 「この際なんだからさ、いいじゃん?あのね真琴ちゃん…」 「あ、はい!」