玄関に走って行くとみんながいた。 「真琴ちゃん行こう。」 拓馬が手を伸ばす。 「真琴、行ってらっしゃい。あなたの大切な人を守るために。」 麗子はそう言うと、笑った。 「うんっ!お義母さんありがとう!」 私は走る。 拓馬さんの手を取って京雅の元へ。