愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~


「やめたほうがいいと思うよ。京雅さんはそれを望んでない。だから行ったんだよ。それくらい彼女なら理解しなよ。」


亜季斗はそういった。


「わかってる!!…けど…ほっとけないよ。」


「どんだけ馬鹿な女の?」


亜季斗はため息混じりで言った。


「っ……。」


「龍宮先輩だって危険だってわかってるから止めたんだし、京雅さんだって来るなって言ったんでしょ。」


亜季斗の説教はまだ続く。


「わかってるけど、私は…私は京雅の彼女だから私が助けなくちゃ…。」


「真琴ちゃん、京雅なら大丈夫だよ。」


「拓馬さん…。」


拓馬が口を開く。


「亜季斗の気持ちは最も。…だけど、行っちゃおうか。」


「「「「えっ…?」」」」


「だって、黎音もいないし会長不在だったらシステム動かないし。」


拓馬は拗ねた子供のように言う。