京雅が出て行ってから数時間経った。 そんなとき、拓馬が帰ってきた。 「真琴ちゃん…正門に真琴ちゃんに用事がある人がいるって。」 「私に?」 「うん。一緒に行こうか?」 拓馬はそういう。 「大丈夫だよ。私少し行ってくるね!」 (京雅には京雅のすべきことがあるんだ。心配だけど京雅なら大丈夫) そう真琴は思いながら正門に向かった。