「龍宮先輩……。」 亜季夜は驚いて突っ立っている。 「こんにちわ。咲々柄 亜季夜。私真琴に用事があるの。」 そういって華南椰は亜季夜の横を通り過ぎた。 「華南椰?どうしたの?」 「真琴、行方不明になって比良田 万桜だけど…嶺上花家にいるらしい。」 「え…?」 「龍宮それ、本当か?」 京雅は聞く。 「あたり前でしょ。真琴のためなんだから。」 「麗桜……。」 「言っとくけど、蓮王寺。真琴は関係ないわよ?」 華南椰は腕を組み、言う。