「お嬢様方お時間押してますよ。」 椿はそう言うと荷物を持ち、歩いた。 「あぁそうだ!!椿飛ばして!!」 月陽はそう言った。 「わたしも行かなくちゃ…失礼します真琴姉様。」 月琉と月陽は走って出て行った。 「…で、感想は?」 静かになった部屋で京雅は聞いた。 「えっ?」 「双子に会えた感想は?」 「あぁ…うん…いい子達。面白くて、京雅に似てて…。」 「似てるか?…そっか。」 京雅はそういうと笑った。