「どうしてそうなるんですか!!」


「相応しくないって言われて悔しくないの?」


拓馬は言った。


「うっ……そ、そりゃ…悔しいですよ?でも、私は実際そうだし……。」


「諦めるか……。悔しいなら這い上がりなよ。」


拓馬はそういった。


「え…?」


「君は今最高に良い地位にいるんだよ?それを活用してこの学園変えてよ。僕たちはそれを手伝うからさ。こんな狂った学園。嶺上花を黙らせてよ。それが君がこの学園にきた本当の理由だと思うんだ。」


「本当の理由?」