愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~


「貴様!そこはデュークの方々の座る場所だぞ!!貴様が座れるほどの椅子ではない!!」


そう言った。


(そんなの……そんなのわかってるよ…私はこの学園にふさわしくないんだよ……)


自然と涙が込上がってきた。


何も言えずにそこから動けない私。


「貴様…階級はどこだ?ナイトやアールだったら即刻立ち去れ。ここは貴様が来る場所ではない。」


男子生徒はそう言うと踵を返した。


「…待てよ。」


「…!」


拓馬は低い声でいい、その場から立ち上がった。


「た、拓馬様…!まさかあなたのようなお方がこんな女を庇うのですか?そんなハズありませんよね……?」


男子生徒はそういった。