「た、拓馬様お久しぶりですっ」
一人の女生徒が拓馬に近づいた。
「久しぶり北条家のお嬢さん。」
(拓馬さんにこんな一面があるなんて……)
「た、拓馬様わたくしたち拓馬様がいらっしゃらなくてとても寂しゅうございましたのよ?」
「ごめんね、生徒会が忙しくて…。」
拓馬さんの周りには数秒で女子の塊が……(もうどこに拓馬さんがいるのかわからない…。)
とりあえず私はそこにあった椅子に座った。
すると、一人の男子生徒が近づいてきて……
「……きゃぁっ!!」
〝ドンッ〝
真琴を椅子から突き飛ばした。
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