愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~


「次が教室ね、でも教室は階級ごとに分かれてるからここはデュークとマーキスだけかな。」


「私が通う教室は?」


「一番陽のあたるところ。僕らと同じ教室。」


「拓馬さんたち?」


「まぁ…席は一番後ろ…かな。」


拓馬はそう言うと教室のドアを開けた。


〝―――ガラッ〝


「えっ!?た、拓馬様っ!?」


一人の女生徒が言うと教室はざわめきだした。


「た、拓馬様だ…!」「お久しぶりですわ。」「お隣の方は?princessではないかしら?」


「久しぶりだねみんな。」


拓馬はそうクラスメートに向かってニコッと笑った。


するとたちまち教室内は黄色い歓声に。