学園についてからはみんなに冷やかされてばっかりだった。
「ねぇねぇ真琴ちゃん~京雅の家に泊まったの?」
「れ、黎音さん!?な、何を!!!!」
(なんで知ってるの!?)
「僕たちが知らないと思ってるわけ?そりゃ、正門から堂々と蓮王寺家の車から来れば噂も立つよ。」
「亜季斗くんっ!?」
「そうですよ真琴先輩。京雅さんの車で来ればアールでもわかりますよ。」
「亜季夜くんまでっ!!」
「うぅっ………///」
「こらこら、いじめないの。真琴ちゃんがかわいそうでしょ~?」
「た、拓馬さぁん!!!」
私は必死に拓馬さんに助けを求めた。


