愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~


「…まったく…。何なんだろ…。」


(京雅さんからありがとうなんて言葉が出るなんて…。)


(生徒会のみんなって性格が悪くて俺様だと思ってたけど…結構違うのかな?)


「真琴、行くぞ。」


(いつもの京雅さんに戻ってるし…)


京雅についていくと目の前に車が止まっていた。


(あれ?)


「京雅さん…」


「なんだ?使用人だから乗りたくないとか言うのか?」


京雅は振り向いて言った。


「違いますよ!!流石にこれはちゃんとします…。そうじゃなくて…。」


「なんだ?」


「ここって車通っちゃいけないんじゃ…。」