だけど、そんなものに私は惑わされない!!


〝バサッ!!!〝


勢いよく布団を剥いでやった。


「!!さむっ!!何すんだよ!」


京雅は驚いて起き上がる。


「ちょっとどういうことですか!!」


「何が……?」


寝ぼけた頭を覚まそうとカーテンを開ける京雅。


「私はあなたのhoneyなんですよ!」


「……え…だから?」


そうだけど?と目で訴えていう京雅。


「いわば使用人みたいなものなのに何が〝許嫁〝ですか!!」


全力で怒鳴りつける。