「京雅様からわたくし達は、真琴様をご自分の許嫁のように扱えとご命令されましたので…。」 (はぁ!?) 「あっ…真琴様!?」 気づけば私は自分の部屋を飛び出し京雅さんのところに行っていた。 〝ばんっ!!〝 勢いよく扉を開け、寝ている京雅のそばにズカズカと進む。 「…すー……すー…」 「っ…///」 悪魔は人間を魅了するために容姿が整っていると言うけど…本当のようだ。 眠っている京雅の寝顔はとても綺麗だった。