「母さん…!本なんか読んでらしてよろしいんですか!?お体に…」
「大丈夫よ…。今日は少し楽なの。もう…三人とは遊べないかもしれないから…。」
柊那はそういって笑う。
(あっ…笑った顔…京雅さんによく似てる…)
「ところでそちらの方は彼女さん?」
「えっ…!?いや違います!!」
「あっ!!えと、今日から蓮王寺 京雅さんのhoneyになりました。城内 真琴と申します。」
柊那は読んでいた本を閉じた。
「城内…?あぁ…麗子の…。」
「お義母さんとお知り合いなんですか?」
「ふふっ…麗子とは親友よ。」
柊那はそういう。


